第1回山口県生協連役職員研修会を開催しました

2019年9月19日、生活協同組合コープやまぐち第2会議室にて2019年度第1回役職員研修会を開催しました。
参加人数:60名
開催時間:13:00~14:00

 今回は講師に山口大学経済学部教授の鍋山祥子氏をお招きし、
高齢化する地域での暮らしはどう変わるのか?~新しい生協の役割を模索する~」という題で講演していただきました。

はじめに県生協連の荒瀬専務理事が、山口県の高齢化と少子化の現状を説明し、いろんな生協がいろんな取り組みを行っているが、山口のことを周知されている鍋山先生の研究内容をお聞きしたいと紹介をしました。

鍋山祥子氏

  鍋山祥子氏

急速に高齢化する社会にうかうかしていてはいけません。超高齢社会を生き抜くために現役世代はどう働くのか、企業はどういうサービスができるのかということをポイントにお話ししていただきました。

山口県は人口減少で働ける人が絶対的に不足し、これからは仕事と介護の両立も多くなることから、職場では、男性にも女性にも、多様な働き方に対応できる働きやすい職場を作っていくことが重要です。ワークライフバランスを様々な形で保持していくことで働く人を増やし、社会を存続させていくことが私たちの役目です。

家族の枠を外して「地域」で暮らしていくことの必要性を言われました。そこで見えてくる地域のニーズに誰が応えられるかというと、「家族」、「国・地方自治体」、「市場」、「非営利セクター」の4つで考えてみると(社会福祉ミックス論に基づいて)、「国・地方自治体」は公平性が求められる、「市場」は競争と利益追求が主になる、一方、「非営利セクター」は先駆的なサービスをやってみることができる。おもしろいサービスや目の前で困っている人へのサービスをやってみて、上手くいけば社会に広がっていく。先ず、生協という特性に共感してくれる人にいろんなサービスを失敗しても良いのでトライしてみてほしい。そして成功事例を出してもらいたい、応援しています、と述べられました。

<参加者の感想>
「これからの高齢社会をどう生きるのか?今までの家族や地域の概念は通用しないこと、生協の関わり、仕事のやりかたを考える良いきっかけになり大変役にたちました。生協独自のサービスを考え実践し地域に貢献できたら良いと思いました。」

「数字で見ると日本社会の今後は深刻。やっぱり先を見据えて考え行動することが大切なのだと思いました。子育ても介護も家族という枠を外すことで少しやりやすくなるのだなと感じました。」

「この現状をどう変えていくのかを常に考え行動していくことが地域貢献、地域繁栄そして生協の価値向上につながると思った。」