2020年度第2回役職員研修会を開催しました。

山口県生協連主催の役職員向け研修会を毎年2回開催しています。

     城上氏

   城上氏

2020年度第2回役職員研修会を開催し、今回は働き方改革について学ぶ機会としました。
コロナ感染防止のため、Web参加もできる研修会を初めておこないました。

日時:2021年2月18日(木) 13:00~14:30
場所:コープやまぐち会議室
参加者数:会員生協役職員 56名(内Web参加23名)
講師:やまぐち働き方改革支援センター
   統括アドバイザー 城上 哲郎 氏
演題:「働き方改革の実践に向けて」

初めに生協連の岡崎会長より、

   岡崎会長

「今回の研修会をもって明日からの業務に活かしていこうというねらいです。昨今、労働関連法案の改正、コロナ禍による働き方の変化・改革が広まっていることから、誰もがこれから先の働き方を考えていく必要があります。さらに、少子高齢化の社会、生活に合わせた働き方や生産性向上のための改革など、どう企業として変えていくのかをしっかり学び、アドバイスをいただきたい」と挨拶がありました。

続いて城上氏からご講演いただきました。
 働き方改革とは今の社会をより良くすることです。今の社会は、消費者のニーズが多様化し、少子高齢化により労働者が減少しています。多様な人材を取り込み、生産性を上げることが求められています。こうした改革は会社、働く人、共にメリットをもたらします。
 働き方改革関連法案の改正・見直しについて(労働時間、有給休暇、同一労働同一賃金)、コロナウイルスによる影響(働く人の意識の変化、働き方改革の取組みの前倒しや見直し)について、また、働き方改革を進めるポイントについて次のように説明されました。
☆働きやすさと働きがいの両方が高い場合に協働(個人と組織がどちらも活かされていきいきとしていること)が生まれます。
☆お互いに責任を持って前向きに取り組むことが大切で信頼関係を持って進めていくことで高まります。
☆職場の制度と風土、評価の仕方、成果と報酬が大切、主役は現場です。
最後に、県内の企業の働き方改革事例を2社紹介していただきました。

 参加者の感想

「今もそうですが、「人生=仕事一辺倒にならないようにする意識」を大切にしたいと思います。趣味の時間を持ち、それを通じて知り合う人達とのつながりは、人生の幅を広げることにつながると感じています。生産性を高めるために、今までのやりかたに固執せず仕事の進め方を変化させていきたいと思います。」

 「労働時間は残業など収入に直結するが働き方改革は必須です。生産性を高めることが本人にも生協にも組織にもメリットが結果的に大きい。この意識をねばり強く変えていくことが必要だと改めて考えました。働きがいと働きやすさこれは今も昔も変わらない、組織の基本だと思った。その中で具体的に実践し続けることが大切だと思う。主役を現場にしきれていないのでここが改革のポイントだと思っている。」