2016年度 県連主催「第6回監事・監事スタッフ研修会」を開催しました。
この研修会は今年度で6回目となります。昨年度は、実践編として「年間時系列による監事監査ポイント」について学び、参加者アンケートでは参加者全員が満足された内容でした。今年度は、監事の職務について再確認するとともに、年度末も控え「会計監査・期末監査と監査報告書作成のポイント」について学ぶこととしました。
日 時 2017年2月17日 13時~16時
会 場 コミュニティーセンタ-「はぁもにぃ~♪」
テーマ「会計監査・期末監査と監査報告書作成のポイント」
講 師 日本生協連 総合運営本部 法規会計支援部 岡坂 充容 氏
法規会計支援部長 宮部 好広 氏
《研修会のねらい》
- 会計監査は、理事の報告義務(決算関係書類の適法性・適正性)の履行状況の監査と捉えることができますが、会計監査の捉え方、監査のポイントについて学びます。
- 主要な監査の方法の考え方を学ぶとともに、具体的な実践展開について事例紹介等を通じてヒントを得られるようにします。
プログラム
時 間 |
内 容 |
13:00~13:10 |
開会あいさつ/講師紹介 |
13:10~15:25 (15分間休憩)
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Ⅰ.はじめに |
15:25~15:55 |
Ⅲ. 質問・交流 ◇全般を通しての質問◇会員生協の実践交流 |
15:55~16:00 |
閉会のあいさつ |
参加者は会員4生協の役職員9名。
初めに、岡坂氏より、(1)判例から見る監事(監査役)の法的責任として、釧路市民生協の組合債をめぐる損害賠償請求訴訟(法的責任を問われた事例)、ニイウスコー損害賠償請求(法的責任を問われなかった事例)を説明され、ご自分の監事スタッフとしての経験も含め(2)監事の見える化の大切さについて説明された。(監事に対しての声、監査の職務の不理解など⇒一つ一つの活動を通じ、理解を深めることが大切)
参加者からは
「時機を得たテーマで、事例も多くよくわかりました。監査報告書の記載事項も参考になりました.」
「見える化の話は納得のいく話でした。」など