第2回県連役職員学習会 

講師 : 株式会社 豆子郎 

      常務取締役 田原 文栄 氏

演題 :  お客様の「美味しい!」のために

 

12月 11日(木曜日)午後1時30分~3時00分、労福協会館にて、各生協役職員約70名の参加のもと、学習会をおこないました。

 

県連学習会は今年度、“組織づくり、マネジメント、部下育成”をテーマにしています。独自の方法で職場の改革活性化を実現され、未来に残したい会社100社に選ばれた「株式会社豆子郎」の田原文栄氏を講師にお迎えしました。

田原 文栄 氏

田原氏プロフィール                                    山口市生まれ。地元の高校から関西の大学へ。1995(平成7)年、              阪神淡路大震災をきっかけに帰郷、株式会社豆子郎入社。2007(平成19)年には山口青年会議所初の女性理事長に就任。現在は同社常務取締役を務め、後継者育成に情熱を注がれている。

 

 

講演内容 

のれん菓子として文化、伝統、しきたりを後世に残すため、“利益より継続、繁栄より継続”が大切です。豆子郎の経営理念は、①美味しさを通じて、お客様の喜びと幸せに貢献する。②愛されている商品を提供し、愛される企業であり続ける。③育ててくださる山口の皆様に感謝し、恩返しをすることです。経営者として、社員とその家族の幸せが大切です。社員が幸せだとお客様を大切にします。五感を磨き、「味」「人」「組織」の質を上げ、お客様の満足を超えた感動を目指しています。                           ピラミッド                                                                                       一般的サービスだけではなく、お客様ひとりひとりに対応するおもてなしが大切なのです。企業内では、各々がチームのために何ができるのかを考えながら、人生理念、人生ビジョンに基づいた目標を設定、計画、実践することができるよう育てています。さらに相手の話を聞き、支援し、励ます、尊敬、信頼、受容できる人間関係の構築を大切にします。

 

参加者の感想                              

・社員を大事にする姿勢は生協運動を進めていく上でも改めて大切にしていく重要課題と感じました。                                             ・人間関係の構築について愛の原理を実践できるようにしていきたい。                                  ・今後の自身の働き方や職場の仲間との関わり方を改めていくきっかけになりました。                                                  ・印象的なことは、お客様に対して、期待に応えて“満足”、期待を超えて“感動”、感動を与えられるお店づくりに努めたいと感じました。

DSC01502