7月 7日(月曜日)午後1時00分~3時00分、生活協同組合コープやまぐち本部(2階研修室)にて、医療生協健文会、福祉生協さんコープ、コープやまぐちの各生協役職員48名の参加のもと、介護保険制度改定についての学習会をおこないました。
講師に日本生協連:福祉事業責任者会議委員 入澤 宏樹(いりざわ ひろき)氏(大阪いずみ市民生協:福祉事業部 部長)をお迎えしました。
2015年4月「介護保険制度」改定にともなって、市・町の地方自治体による「新しい地域支援事業」が創設されます。この「新しい地域支援事業」は従来よりも市・町の事業領域や権限が大きく拡大されます。こうした動きを踏まえ、日生協では2014年度の生協の新たな取り組み、「生協の課題である共助・互助の再構築」の具体化として、市町村への訪問活動を提案しています。生協としては、今生協がもつ資源(宅配・店舗事業、医療福祉事業など)を知ってもらい、行政と一緒になった新たな福祉分野の事業取り組みを更に発展させる好機会となります。そこで山口県連では、「介護保険制度がどのように改定されるのか」を学ぶ学習会を企画しました。
学習会の講義内容は
- 現状の介護保険制度と2015年介護保険制度改定(案)について
- 市町村の「新しい地域支援事業」について
参加者の感想
- 介護保険制度の基本から、今後の制度改定のポイントをわかりやすく教えていただいた。
- 市町の要支援者に対する新しい支援事業に地域間格差が生まれないか、不安を感じる。
- 介護保険制度改定に向けての情報に気を付けていきたい。
- 生協としての市町村訪問の重要性を実感した。