今年は「国際協同組合年」であり、地域における協同組合間連携の先進的な取り組みを学ぶことを目的として、長野県生協連が参加されている「協同組合フェスティバル」を視察しました。視察には国際協同組合年山口県実行委員会を構成しているJA等にも参加を呼びかけ3名のJA関係者が参加され、総勢10名で実施しました。
視察は10月5日(日)の「長野協同組合フェスティバル」ですが、当日は「善光寺表参道秋祭り」も開催され、数年前から同時開催による来場者拡大をされていました。また、前日には、長野県生活協同組合連合会の皆様に温かくお迎えいただき、長野県生協連の活動や協同組合間連携の取り組みをご説明いただくとともに、懇親の場も設けていただきました。
フェスティバル当日は、地域の生協、農協、ワーカーズコープ、関連企業や行政など約40の団体がブースを出展。活動紹介や健康チェック、牛の乳しぼり体験、りんごジュースの搾りかすを活用したコースターづくり、県産のりんごやブドウなどの特産品の展示・販売など、多彩な企画が行われ、会場は多くの来場者で賑わっていました。
特に参考になったのは、善光寺表参道秋祭りと同時に同じエリアで開催することで、祭りに来られた幅広い世代の方々に協同組合の活動を知ってもらう貴重な機会となっていた点です。
今回の視察を通じて、協同組合が地域の多様な主体と連携しながら、地域課題の解決に取り組む姿が大変参考になりました。山口県においても、今回同行したJAなどの他の協同組合との連携をさらに深め、山口県でのより良いくらしづくりに取り組んでいきたいと思いました。
最後に、視察に際してご丁寧にご対応いただいた長野県生活協同組合連合会の皆様に、心より御礼申し上げます。