12月3日(月) 10:00~14:00 山口県総合保健会館にて、第44回山口県消費者大会が開催されました。山口県消費者団体連絡協議会主催。山口県生活協同組合連合会は後援をしています。
大会テーマは『みんなで守ろう!消費者の食とくらし』
記念講演、基調報告<山口県自治体消費者行政調査活動のまとめ>、各団体の活動報告などがありました。
消団連の藤井代表は挨拶のなかで国連が採択したSDGsについて説明をされ、消団連は採択される以前よりこれらの活動を既におこなってきた、これからも消費者の利益のため行政・団体が協力し合って活動していきたいと述べられました。生協連の有吉会長は、県民お互いが助け合って共存する社会、より良い社会を目指して活動していきたいと挨拶しました。
記念講演は、すろーふーどらいふ和(のどか)代表の白木美和氏が、
「気働きで 笑顔つながる 食とくらし」という演題でお話し下さいました。
白木氏は古民家で自然に寄り添った生活を実践されていて、自然素材を使った季節の保存加工食、エコライフの手作り品、野草薬草や麹菌による自然の力の実感、竹和紙づくり、季節とともにある暮らしなどを紹介、さらに学校教育での自然食体験、地産地消活動なども紹介されました。
こうしたちょっと手をかける気働きをすることで、スローフード人生が長く続いていき、自然に寄り添った体験が人生において様々な場面で発揮され、人間関係も良好になり、災害時も役立つそうです。不便さの中にも豊かな生活があるのでは、と述べられました。
会場ではフードドライブが行われました。(家庭で使わない食品を持参すること)