安心して暮らせる社会をめざして、消費・健康・福祉・補償・防災・平和・環境などの社会的活動をすすめます。
(1)平和活動
生協は基本理念である「平和とより良いくらし」の実現に向けて、組合員のくらしの大前提である平和な社会、世界のために活動に取り組んでいます。
ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとパレスチナの紛争によって、軍事力増強や核兵器使用の威嚇によって交渉力を高めたり、世界秩序を維持しようとする考えや動きが増す中、市民レベルでの平和活動の重要性が高まっています。
1)山口県知事への平和要請を継続実施しました
山口県生協連を構成団体とする山口県ピースアクション 実行委員会は、8月6日(火)に核兵器の廃絶と平和な世界を願って、山口県庁で県知事への平和要請を行いました。
県への平和要請は毎年行っており、コープやまぐちの組合員さんが親子で参加し、山口県環境生活部を通じて要請しました。
2)広島・長崎原爆忌、山口原爆死没者追悼・平和式典への参加
(一財)山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑が主催する8月6日広島原爆忌、8月9日長崎原爆忌、9月6日「山口原爆死没者追悼・平和式典」には支援団体として継続して参加しました。
山口県生協連は、設立から50周年の節目を迎えたゆだ苑の「第50回山口原爆死没者追悼・平和式典」に実行委員として参加し、支援・協力を行いました。
2025年には被爆から80年の節目を迎え、被爆者のみなさんの平均年齢が86歳を超す高齢になられ、被爆継承が難しくなっています。
9月6日の「山口原爆死没者追悼・平和式典」は山口市江良の「原爆死没者之碑前」で開催されました。
(2)健康福祉活動
自治体や協同組合間での連携をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざしています。
健康チャレンジ2024の取り組み
山口県生協連の健康に関する活動として、医療生協健文会と共催で「健康チャレンジ」に取り組んでいます。この「健康チャレンジ」は、子どもの頃から健康づくりの行動を身に着け、地域へ広げ、多世代の健康づくりをすすめることで健康寿命の延伸をめざすとともに全国でも一人当医療費が非常に多いことから取り組んでいます。
誰でも簡単にできる健康づくりで家族のコミュニケーションづくりや新たな人と人のつながりを広げ、参加の「場づくり」をすすめることで、安心して住み続けられる街づくりをめざしています。