県連学習会報告  生協としてのユニセフ活動

山口県生協連では、県ユニセフ協会設立を視野に調査、研究をしています。

生協としてユニセフ活動を推進することは、生協の社会的役割を更に発揮する課題の一つ

として位置づけられます。

まず、準備活動として、昨年、国内で26番目に日本ユニセフ協会と協力協定を締結し、

協定地域組織として、鳥取県ユニセフ協会の設立にご尽力してこられた 鳥取県生協連

松軒 浩史 会長理事に、生協とユニセフの関わりを中心にご講義していただきました。

 

【日時、参加】                                                                     

講義される松軒会長

10月 14日(火曜日)午後3時00分~4時30分

労働者福祉文化中央会館(4階大会議室)にて

医療生協健文会、山口県共済生協、福祉生協さんコープ、東ソー生協、山口大学生協、学校生協、コープやまぐちの各生協役職員45名の参加

【学習内容】

(1)ユニセフの活動について

(2)生協がユニセフ活動を推進する理由

(3)鳥取県ユニセフ協会設立の取り組み

(4)鳥取県協会の活動内容と今後の課題

生協がユニセフ活動を推進する理由は、①生協活動の歴史の中で、1979年のバケツ1杯の水運動に賛同しユニセフからICA(国際協同組合同盟)へアピールしたことにはじまります。1984年には日本生協連総会で「開発途上国の子どもたちを支援しよう」と呼びかけ、募金活動をすすめました。また、②生協運動の父と呼ばれる賀川豊彦が提唱した「子どもの基本的人権」の考えを継承し1989年にはユニセフ活動の基盤となる「子どもの権利条約」が国連で採択され、③2011年に日生協総会で生協2020年ビジョン「世界の子どもたちのために、ユニセフを中心とした国際協力活動を進めます。あわせて、極度の貧困と飢餓の撲滅、平和と安全、開発、人権などの課題を掲げた国連のミレニアム開発目標の実現に、国際機関やNGOなどと連携しながら貢献します」を掲げました。

鳥取県ユニセフ協会設立までの取り組みや、協会設立後の活動、(【ユニセフ ハンド・イン・ハンド募金】【ユニセフ ラブウォ-ク in 鳥取】 学習会開催など )の説明、紹介もしていただきました。  

【参加者の感想】 

・ユニセフの取り組み、生協での関わり          

がよくわかりました。

・鳥取県ユニセフ協会の具体的な活動を

見せていただいて、イメージがつかめました。

・ユニセフ活動を生協の活動の中で広く

知らせていくことが大切だと思います。