平和活動の取り組み

山口県生協連はピースアクション実行委員会(*1)のメンバーとして今年も平和を願う活動に参画していきました。

<構成団体>(*1)

  • 山口県原爆被害者団体協議会
  • (一財)山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑
  • 山口県連合青年団
  • 山口県生活協同組合連合会
  • 生活協同組合コープやまぐち

(1)自治体への平和要請

69年前、核兵器がもたらした大惨事と数え切れない人々の苦しみ・悲しみを知り、核兵器廃絶のために、毎年県内の平和活動に取り組む他団体と、共に考え行動をしています。その取り組みの一つとして、核兵器廃絶と平和な世界を願って県知事に平和要請を行っています。また、自治体(県内各市・町)にも、生活協同組合コープやまぐちと共に組合員から平和要請を行い、平和市長会議の周知や非核自治体宣言の具体的行動などを要請しました。

 

岩国市平和要請(7/23)

岩国市平和要請(7/23)

和木町平和要請(7/23)

和木町平和要請(7/23)

山口市平和要請(7/24)

山口市平和要請(7/24)

平和要請は13市・6町全ての自治体で行い、4市・6町の首長にご出席していただきました。要請の後、「核兵器禁止条約の交渉開始を求める署名」の活動協力もお願いしました。8月1日には 県庁にて、山口県へ平和要請を行いました。参加者はピースアクション実行委員会とコープやまぐち組合員の親子50名と、山口県より豊嶋環境生活部次長を始め、25名の方にご出席をしていただきました。ピースアクション実行委員会の有吉委員長の挨拶後、コープやまぐちの組合員の親子から県への要請文が読まれました。豊嶋部次長からは、ごあいさつとともに激励をいただきました。最後に、被団協の森田会長が、戦争・原爆の悲惨さをご自分の体験を通じて語られました。

山口県への要請文(PDFファイル)

(2)平和のつどい

平和のつどい私たち自身や将来を担う子どもたちが一緒に,戦争・被爆体験者の生の声を聴き、思いを継承・伝承し、命をつないでいくと共に、核兵器も戦争もない平和な未来をめざした市民運動に心を一つにして取り組んでいくために平和のつどいを開催しました。

8月1日(金)11:00~14:00 (山口県平和要請終了後)

山口県旧県会議事堂にて、120名の親子等が参加しました。

平和のつどい

kid’sピースサポーターに任命

コープやまぐち Kid’sピースサポーター任命証授与に続き、光紙芝居さんに、光市空襲と学徒動員された女学生達を描いた「乙女たちの光空襲」と、「人間魚雷回天」の乗組員を描いた紙芝居をしていただきました。仁保在住の伊藤美代子さんの、広島での被爆体験の話などを、参加した親子たちが熱心に聞き入りました。また、平和活動紹介、平和のうた発表などを行いました。会場ボードには各地域の活動を紹介しました。

 

(3)ピースウォーク

ピースウォーク

山口市でのピースウォーク

今年も、核兵器廃絶による世界中の平和の実現と、平和の大切さをアピールする「ピースウォーク」を県内3ヵ所で開催しました。平和要請と同日に実施されているところもあり、県連は山口市・下関市に参加しました。下関市では、福岡県連・会員生協の役職員の方と一緒に歩きました。

☆今年のピースウォーク行進コース

月日 場所 時間 コ-ス
7月24日(木) 山口市 10:15~11:20 どうもん店~山口市役所(平和要請)~どうもん店
7月28日(月) 下関市 9:15~10:00 下関市役所(平和要請)~中通~下関市役所
8月8日(金) 萩市 9:00~10:00 萩市中央公民館⇒萩市内⇒萩市中央公民館

山口市では、「子供たちに平和な未来を」 と書かれた横断幕を持った子供たちを先頭に、核兵器を無くそう、戦争は嫌いです、と沿道の人たち、車を運転中の人たちにアピールをしながら歩きました。

毎年、梅雨明け後の熱い日の行進ですが、子供たちの参加が多いことは、喜ばしいことです。

短い時間のウォ-クとはいえ、熱さは厳しく、汗もながれてきます。

暑いからこそ平和への想いも心にしっかりと焼きつくのではないでしょうか。

歌をうたったり平和と書かれたうちわをふりながらアピールをしましたが、商店街ではお店のかたも見守ってくださり、とても励みになりました。

(4)ピースフォーラムやまぐち2014

ピースフォーラム8月23日(土)に計画されていたピースフォーラムは、多くの首長のご都合上、中止するこことなりました。今年は、来年の終戦・被爆70年にあたる記念すべきフォーラムの開催にむけて準備期間とするここになりました。