2015年度 県連主催
第5回監事・監事スタッフ研修会を開催しました。

 今年で5回目になる監事・監事スタッフ研修会を2月12日に開催し、講師には日本生協連 総合運営本部 会員支援部 法規会計支援グループの塩飽克昭氏をお招きしました。昨年は応用編として「業務監査と監査調書作成のポイント」について学びましたが、今年度は、監事の職務について再確認するとともに、監事監査のポイントを時系列に学び、監事監査活動の年間スケジュールの見直し・改善を目的としました。

≪ 学習会目的(趣旨)≫
①監事監査の基本に関する理解を前提に、総代会終了後の監事会から期中監査、期末監査にいたる年間の監査活動を時系列で学ぶ。
②監査の各局面に応じた監査の視点・考え方を理解し、実践事例を通じて監査の方法のヒントを得る上で役立つ内容とする。

参加者は会員4生協の役職員12名。
初めに、テーマの趣旨、監事を取り巻く環境の変化について、その後、監事の職務の基本について再確認をしました。続いて、年間時系列による監事監査のポイントを①監査のための体制の整備と環境作り②総代会終了後、期初の監査活動③期中の監査活動④期末監査と監査報告作成⑤総代会前と総代会当日の監査活動 の順でご説明いただきました。

参加者からは
「監事全員で時系列の流れを確認たことは本当に貴重な機会でした。」
「知識・経験に乏しい中で参加させて頂きました。理解の難しい内容も多くありました が、学ぶきっかけをたくさん頂きました。」
「監査を受ける立場でありますが、逆にこちらが気を付けるべき点がよくわかりました。」などの感想がありました。

 また最後に、事前に出されていた粉飾決算に対するチェックについての質問と参加者からの質問に対しての説明コメントをしていただきました。
参加者からは熱心な質問もあり、監事として、監査される側としての職務姿勢と心構えなどを確認でき、これからの業務に活かしていく機会となりました。

塩飽克昭氏

塩飽克昭氏

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